Kaz Works

テクノロジーは人に寄り添ってこそ意味があるらしい

僕は一人

池袋の居酒屋でひとり、ホッピーの黒を流し込むと「生きている」と思うのです。部屋にいても、オフィスにいても孤独感は増すばかりです。辛うじてTwitter のタイムラインをのぞけば、大丈夫?と声をかけてくれる仲間?はいます。会ったこともありません、顔も知りません、大切なのは寂しい時に声をかけてくれる、または反応してくれるということです。なぜかしら彼らは行間から意図を飲むのが上手いのです。人と喋るのは苦手ですがネットであればあるいは意思疎通ができるのでしょう。人と喋るのは苦手ですが深夜に寂しい時に呟くと、必ず大丈夫?オッパイもむ?と反応してくれます。寂しい寂しいと呟いてはハルシオンを流し込みます。ネットゲームはこどくを埋めることはできますがついには金を産むことはできませんでした。ネットも貯金もできません、辛うじてアニメと漫画を読むことはできます。


十二月の七日に僕は一人でした。世間はクリスマスやら正月で楽しそうでした。鬼滅の刃の一巻を購入して、綺麗になった、池袋の公園で寒い中ブルブルとふるえながら、でも、大切にページをめくりました。これだけは大切に読みたいと思って楽しみにしてたものです。一ページ一ページを一つでも取り逃がすものかと、大切に読んだのです。22巻は大人気でどこでも買えないそうです。


ふと、となりの人も同じ漫画を読んでいました。