Kaz Works

テクノロジーは人に寄り添ってこそ意味があるらしい

社会の奴隷

人は何かに支配されなければ生きていけない。社会、会社、恋人、家族、宗教、アート、何故ならば、自分で判断することができないからだ。自分が思ってること、発言、思考それらが正しいと誰が言えるだろう、完全オリジナルというものは存在しない。これは救いでもある。我々は生まれた時に親の真似をしてきた。考えも同様である。しかし、その考えも家族、時代住んでる場所によっていかようにも変化してしまう、脆弱で、脆いものであるのだ。


自我というもの存在しない。周りの影響によっていかにようにも変化するのが人間というものだ。しかしそれらは強さでもある。どんな場所であってもその度に対応できる強さを、我々は、本来持ち合わせているのだ。祖先が何億年という時間を飛び越えて伝承したDNAが我々には埋め込まれている。機能を失ったとすればそれはたぶん、社会のせいである。例え全て失ったとしても、水とパンさえあれば生きて行ける力が我々には必ずある。全てはオールライトということである。自殺しなくても、プライドを捨てて生き抜く。私のあなたの祖先はそうやって生き抜き、我々に生き抜く強さを託したのだ。何億年という昔から。